親父の夏休み 2

 ストーンF二日目

 朝から社長とどこかへ観光に行こうということになり
因美線東津山鳥取約70Km)でちょうど真ん中の智頭に行くことになった。
JRの時刻表を見ると因美線は朝には1時間に1本はあるがその後3時間もなく
昼間はほとんど走っていないので列車の旅を諦め社長のベンツで行くことになった。
朝食を早々に済ませ10時前に出発 途中ピオーネ畑により育ち具合を確認。
建築士は何とかピオーネを試食しようとするが 社長の許可が下りず・・・
やっと鳥が突っついたものがありそれを試食した。まだ 酸味が強く甘さは
これからの天候次第か???
*************************
ジャスコで見た1Kg版ピオーネ>     <SFピオーネ>
  


<試食をねだるT建築士>         <大きくなった袋>
  




 ピオーネ畑を後に湯郷温泉、美作IC通過で53号線で奈義町経由で智頭町へ
向う。奈義町から智頭町への道はかなり高いところを走っていて 途中すばらしい
景色が見れるループ状の橋があった。湯郷から40分ぐらいで智頭町に到着。


 先ずは駅前に行き観光協会でパンフをゲット。智頭町はちょうど津山と鳥取
中間に位置し参勤交代の宿場町として栄えた。因幡街道と備前街道のが合流する
ところで現在は因美線智頭急行線の乗換え駅になっている。
**************************
智頭駅舎へ向う社長>           <智頭観光協会
  




 智頭町の印象は 社長が以前 ももさんと行った広島の竹原の町に雰囲気が
似ているとか話していた。のんびり時がゆっくり流れ、町のあちこちに綺麗な
水が流れていた。特に大きな産業もなく 林業と何故か造り酒屋が多い町の
ようだ。
 暑い中歩き 旧家を使ったそば屋で昼食 その後近くの造り酒屋へ行く。
社長はお気に入りの日本酒を2本購入、夜にT建築士は呑ませて貰えなかったか?
**************************
<街道を歩く社長とT建築士>       <智頭宿・・・石谷家屋敷>
  


<軒先のフクロウの杉玉>         <昔の消火栓>
杉玉(すぎたま)とは、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物。酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。「搾りを始めました」という意味である。 ...

   

  


<造り酒屋 名前は諏訪酒造 屋号「梶や」>  <社長購入の日本酒>
  




 智頭町を後に行きしに見えた因美線の「那岐駅」(無人駅で社長お気に入り)
へ向う。ちょうど3時間に一本のディーゼルが駅に入っていて!!!降りたお客
さんはただ一人 ここからどうしてどこへ行くのか心配する駅周辺。本当に
ご苦労様と言いたくなる。
**************************
因美線那岐駅鳥取県側はこのナギ?)> <3時間目の列車>
  


                     <ホームの二人>
  




 なんだかんだ言いながら元来た道を津山へ向け帰る。奈義町に入り「山の駅」
へ行こうという事になり寄った。「山の駅」はコテージもある設備で大きな水車
が回っていた。夏休みの子供のイベントで魚つかみで賑わっていた。そこからの
眺めは津山方向に開けすばらしかった。
 この奈義町はお金持ち 自衛隊の日本原演習場(大砲の射撃場)がありかなり
町は豊かに感じられた。以前 ももさんが行った現代美術館があったりする。
***************************
奈義町の「山の駅」から津山市内>



 奈義町を後にストーンFへ向う。途中ジャスコでT建築士のパンツを買いに
立ち寄る(毎回 いろんなチン事あり 着替えを忘れてきた)
 3時にはS.F.に戻ってこれた。夕方から地元の納涼大会に備え社長は準備の
お手伝いに向かい、我々はしばし休憩。
 6時になり社長の軽トラで国道近くの会場へ行く。もちろん知らない人ばかり
お盆でいつも見ない若い家族連れがあちこちにいた。ビールやソーセージを食べて
いると社長の家に一番近いHさんがうどんを売っていた。暑いのに暖かいうどんで
売れ行きが悪く T建築士と二人で協力し購入する。
*************************
<納涼祭塚角>             <うどん売りのHさん>
  


<お疲れのももちゃん>         <試食のピオーネ>
  



 1時間ぐらい参加後真っ暗な田んぼ道を軽トラで帰り焼きそばで本日の宴会へ。
社長とT建築士の「明日の農業へ」の政治バトルを聞きながら暑さに負けた
親父はすいすいお休みしていた。
 夜中に起きてペリセウス流星群を・・・空は曇っているし雷が鳴っていた。
全く見れずに終わる。