ストーンファームへ行ってきました?

雪景色



 昼ごはんを食べた後「じゃあ、コーヒーでも飲んで帰るか」という事になり、
駅前でもらったパンフレットをパラパラめくる。
「社長、100年前の古民家を改築した喫茶店がありますよ。近くだしここに行ってみましょう」
その喫茶店の名前は「野土香」
パンフレットの地図を読み間違えていて、ここだと思った駐車場の近くにその店はなく、御土産物店のおじさんに聞くと、「野土香」までの道を教えてくれましたが、ここから4キロ程度山を登ったところだそう。
 まあ乗りかかった船だし、行ってみるかと教えられた道順を辿る。私は運転できないような細い道でした。トンネルを越えるとなんと雪景色!「板井原集落」に到着しました。

 ここは、伝統的建造物群保存地区に認定されているほど、昔ながらの日本の山村集落が残っています。
この集落内に車が入った歴史がないので、村内の主要道路は2m弱の狭い道です。萱葺きの古民家だらけで(古いものは築270年)、100年前の古民家喫茶が目立たなくて、どこにあるかわからないほど・・・。途方にくれていると、偶然車を停めたところで喫茶店の看板を発見!!無事にたどり着くことができました。
 車を置いて、集落に入りました。あまりに道が狭く、萱葺き、土壁など昔の家屋が連なっているので「明治期の集落に迷い込んだ」という言葉がぴったり。。。
ここにいるとストーンファームのある地区なんて超近代的に思えます。

 喫茶「野土香」の内装はおしゃれにリフォームされていて、この集落とのギャップを大きく感じました。お店は女性一人で切り盛りされているようです。囲炉裏でケーキを食べるのも面白かったですが、ケーキもコーヒーもとっても美味しかったです。
 それにしても先客が二組あって、まだお客さんが訪れるのが不思議でした。みんな明治期の原風景を訪ねてわざわざやってくるのでしょうか?
 とっても心に残る風景を見せてくれた「板井原集落」でした。また雪がない頃に行ってみたいな〜。

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これが喫茶「野土香」よく見つけたでしょ〜

  


店内はこんな囲炉裏席と窓際の椅子席があります

  


板井原集落には萱葺きが多い。白川郷をもっと素朴にした感じです。