農業は大切で重要な仕事

トマトサラダ

 映画「恋するトマト」を観てきました。良い映画なら1800円払っても惜しくない!この映画も1800円の価値あり!全体的には教育映画のような、盛り上がり演出にも少し欠けるような感じだけど、でも見終わった後は清々しい。
 茨城県の農家(主に米・すいか栽培)が舞台。年老いた父母と息子の3人暮らし。夜通しすいかの出荷作業に追われるような忙しい農家。息子の嫁が来ない。父母が死んだら一人で農業を続けても将来どうなるのか?という不安。周囲の人は田んぼを売って農業を辞めていく・・・。こんな日本の農業の厳しさも充分に描かれている。
 主人公の「どうして俺を農家の長男に生んだんだ?」というセリフがあったけど、日本の農業も世襲制じゃなく、農家と関係ない人でも簡単に就農できる環境があればいいのにとつくづく思った。
 主演の大地康夫さんの演技がとても良い。素朴で、一直線で、温かい人柄。西田敏行演じる釣りバカのはまちゃんに少しだぶる。ストーリーにはあまり触れないけど、大地康夫さんが田んぼでニコッと見せる笑顔と、実ったトマトを食べる切ない表情がとても印象的なカット!私も大きなトマトが食べたくなって、昨日の夜は居酒屋で丸ごとトマトのサラダをオーダー!
「どんな大きいトマトが出来てくるかな?」と期待していたら、ずいぶん技巧的なトマトサラダが出てきました。これにはこれで感動!よくこんなに薄切りにできるな〜!

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 トマトを半分に切って、薄切りにして
 ねじってあるみたいです。職人技!