映画「キッチン・ストーリー」
今日は大津にある「滋賀会館シネマホール」へ。
18日にH子さんと京都シネマに行ったときに、待合に置いてあったこの映画のチラシ記事にひとめぼれ!
上映期間は1月16日〜21日の6日間。しかも上映場所は「滋賀会館シネマホール」のみで12時40分〜の1回だけ。
そんな条件でも「絶対観たい!」と思わせる映画だったので、休養日に当てていた今日をお出かけ日にする。
「滋賀シネマホール」に行くのは数年ぶり。京都シネマやみなみ会館と同系列で、私の好きなミニ・シアター系映画を上映している。この「キッチン・ストーリー」も、京都シネマに行くまでは全然知らなかった映画。場所は大津駅から5分ほど歩いた県庁前のビルの5階。120人ほど入るシアター内に観客は30人程度。
でも、この映画は私にとって期待通りの大当たり!
「ノルウェーの田舎の一人暮らしの老人の元へ”独身男性の台所での行動”を調べるためにスウェーデンの家庭研究所の調査員がやってきて、台所で老人の動線調査を始める。最初はぎこちなかった二人の関係が・・・」
という内容。桃井映画「無花果の顔」とは違い、とてもしっかり考えられた脚本とカメラワークで「これこそ映画の真髄」と思える程。皮肉あり、笑いあり、涙ありのヒューマンコメディで最も私の好きなジャンルの映画でした。人が人と絆を結ぶ一瞬があまりにも自然に描かれていてハッとするし、ラストも在り来たりではなくて素晴らしい!
あんまり内容が良かったので、久し振りに映画のパンフレットを買い、映画の余韻に浸って、琵琶湖の湖岸まで歩いてしまいました。ベンチで琵琶湖を見ながらパンフレットを読もうと思ったけど、さすがに手が冷たくなってきたので、アーカスのカフェでコーヒーを飲みながらパンフレットを読破。いい映画に巡り合うと幸せな気分になりますね〜。
大津駅周辺で美味しいパン屋も見つけたし、お洒落なカフェもたくさんできていたし、今後、滋賀シネマホールに行く機会も増えそうです。
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とても優しい北欧映画です
大津駅前に見つけたパン屋さん
クリームパン美味しかった♪
穏やかな琵琶湖 ※中国人女性に写真撮影をお願いされました(^^ゞ