北海道一日目

バスからの車窓



 Mさんの北海道帰省のお連れ様として、K女史と2泊3日の北海道ツアーに参加することになりました。
Mさんは、実家に帰るため、到着空港でお別れし、私とK女史は道東のツアーを楽しみ、また帰りの空港でMさんと合流する日程です。
 北海道は単独で航空券を買うと一人8万円もするらしい(>_<) それが、ツアーでは一人29,800円で行くことができます♪Mさんには多大な心遣いをいただき、結局、Mさんがそれほど得をしたかどうかは疑問ですが、私とK女史にとっては、お天気にも恵まれ、とても楽しい旅行になりました♪

 北海道は3回目。寒いだろうと覚悟して着いた女満別空港に雪がなくてビックリ!Mさんとはお別れして、私たちは添乗員&ガイド付きのバスツアーに合流。ツアー総勢43名でしたが、関西のお客さんらしく個性豊かな面々で、3日間が大いに面白かったです。

 ここからMさんには、空港で置き去りにされたお父さんというニックネームがつけられ、添乗員さんは各所で「お父さんにも見せてあげたかったですね〜」と口にしていました。強く印象付けられる存在だったようです。


 Mさんも飛行機内で言っていた通り、北海道の日没は早いっ!バスに乗ってあっと言う間に、もう夕焼けが・・・。4時頃にはすっかり暗くなります。
 ホテルには4時半ころ到着。ホテルは阿寒湖沿いの”ニュー阿寒ホテル”です。格安ツアーとは思えないほど、立派なホテルでした。

 ホテルの温泉の湯ぶねは、25メートルくらいの幅がありとても広かったです。屋上露天風呂は内湯から裸で螺旋階段を上がっていきます。外は零下で露天風呂に入れるか疑わしかったけど、中で充分温まれば入れるものです。阿寒湖の空気は澄んでいて、キリリと冷たく、露天風呂がとても気持ちよかったです♪

 夕食は北海道名産の並ぶバイキング。サーモン、氷下魚の一夜干し、わかさぎの天ぷら、ちゃんちゃん焼き,三平汁はもちろん、お寿司から、塩辛まで、相当バラエティ豊かでした。
 まずは、一巡してお腹を満たしても、何回でも食べたい物が出てきます。お刺身やカニもいいけど、やっぱり庶民的だけど、北海道産のジャガイモとカボチャをセイロで蒸したものに、イカの塩辛をつけて食べるのが最高に気に入りました♪
 私とK女史は1時間40分ほど食べ続けました。この間、お隣のテーブルが3回転したことにはビックリしましたが・・・。


 夕食後はオプションのアイヌコタンの火の祭典”イオマンテの火祭り”へ。
黒い長髪の女性が踊るアイヌの踊りには、古代ロマンを感じます。自然への畏敬の念を込めた神秘的なショーでした。このショーでは、誰でもたいまつ行進に参加することもできるのです。
 しかし、このショーは野外ステージで行われます。でも炎を使ってのショーは、屋内で見るより全然迫力が違うそうです。カイロを片手に厳冬の中、じっと客席で寒さを我慢します。
 ショーが始まってから、星空がとてもキレイなことに気づきました。ショーが終わってから星を眺めようと思っていたのに、40分のショーの中で、すっかり体も冷えて、星空を見るのも忘れてホテルへ帰り、さっさと温泉に入ってしまいました。あんなに空気のキレイなアイヌの村で星を堪能しなかったことは、今でも心残りです〜(>_<)

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イオマンテの火祭りのたいまつ行進        たいまつの炎

お茶菓子も食事券も3人分♪               お布団も3人分♪