北海道二日目

雌阿寒岳



 朝はオプションの阿寒湖ご来光&マリモツアーに申し込んでいたため、フロント6時20分集合とかなりの早起き!何とかギリギリ間に合い、阿寒湖の船乗り場へ。地面は凍っていて、歩くのが大変でした。
 外気温との温度差で、湖面からは水蒸気が湯気みたいに上がっていました。湖面はマイナス1.8℃で凍るようです。阿寒湖から、日の出はキレイに見えなかったものの、雄阿寒岳や雪をかぶった雌阿寒岳がキレイに見えて感動しました♪


 船は20分ほどで、マリモのいる島へ到着。
 マリモの島へは15年くらい前にも来ましたが、マリモは何回見ても面白いものです。今回も頭ぐらいの大きさのマリモと記念写真を撮って、15分くらいマリモ島に滞在し、また船でホテルへ戻りました。船で流れるマリモの曲の旋律は長く頭から離れませんでした。

 ホテルへ戻ってから、朝食バイキング。昨夜の教訓を生かし、少々調整しながら食事をとり、集合は8時半なので、急いで集合場所へ向かいました。(北海道は日没が早いため、8時半出発のこのツアーは、まだゆっくりらしいです)


 この読○旅行のバスツアーの面白いところは、座席が決まっていて、席順が毎日変わること。前の座席の人は次の日は後ろの座席とか、文句の出ないようになのか、細かく添乗員さんが決めているようです。
 添乗員さんは鶴の物真似の上手なノリの良いベテラン添乗員さん。ガイドさんは、ルックスは森久美子似、しゃべり方&声は谷口キヨピー似。このガイドさんがしゃべるしゃべる。でもさすが、谷口キヨピー節、面白いし、聞いてて全然飽きませんでした。きっとこのガイドさんと一緒なら、どこを旅しても面白いと思うほど、名ガイドさんでした。

 バスで目指すは、釧路湿原。途中、デントコーンを食べにきているタンチョウ鶴をよく見かけました。釧路湿原へ向かう途中、ドライバーさんが、子連れのタンチョウ鶴親子を発見。
「みなさ〜ん(谷口キヨピー風)、首のグレーなのが子供ですよ。子育ての時期、親子は警戒心がとっても強くて、なかなか人目に現れません。こんな間近で鶴の親子が見られるのは珍しいですよ〜」
私もK女史も見とれて、すっかり写真を撮るのを忘れてました。あとで大いに後悔しました・・・。


 釧路湿原に行った後、タンチョウ鶴が飛来するスポットに行きました。ここはマスコミでも有名なトメさん(鶴おばさん)が住んでいるところ。野生なのでそれほど近くに見ることは出来ず、写真を撮る人は亜望遠レンズが必須です。長年、トメさんが鶴に自費で餌をやっているので、鶴もそれを知っていて、冬にここに飛来してくるようです。
 トメさんの家の前に設置された自動販売機で何かを買えば、少しでも足しになるということなので、その自販機でお茶を買いました。鶴の餌になるデントコーンは、バイオ燃料の影響を受けて、高騰しているらしいのです。トメさんは、「去年みたいに餌をばら撒けないの」と嘆いておられました。他にも観光バスが来ていましたが、たくさん観光客が来て、少しでもトメさんを援助してあげられればいいですね♪
 タンチョウ鶴が、羽を広げて、頭上を飛んでいくのもなかなか迫力がありました。

 その後も、あちこちの畑で、デントコーンをついばむタンチョウ鶴や、シベリアから飛来してきた白鳥を見ました。冬の北海道は、車窓からタンチョウ鶴や、白鳥を見ることが出来て、見飽きることがありません。

***************

おまけ☆巨大マリモ☆               タンチョウ鶴を守るトメさんと