夢のような桜
4月4日、あまりお天気には恵まれない日でしたが、太閤秀吉の花見行列で有名な醍醐寺へ行ってきました。
「醍醐寺霊宝館の休憩室から見る桜は素晴らしい」と聞いていたので、霊宝館へ入り、教わったとおりに休憩室へ行くと。。
大きな窓ガラス越しに見事な"しだれ桜"が見えるのです。樹齢100年は超えているでしょうか?幹はとても太く力強いです。
桜を愛でられるように、ソファーが20席ほど置いてあります。残念ながら休憩室からの写真撮影は禁止です。後から庭園側から写真を撮りました。あまりに美しい桜だからでしょうか。休憩室では時間をかけて、スケッチしている人もいました。
1週間前が満開だったそうです。ひよどりが枝に止まると、桜の花がハラハラと散っていくのですが、それもまた素敵な風景でした。
休憩室に入ってくる人が口を揃えて「見事だね〜」「何時間でも見飽きない」と言うほど、素敵な桜でした。
京都でたくさん桜を見ていますが、この桜は別格でした。一年に一度は会いに来たいと思える桜に会ったのは初めてです。
霊宝館を出て、三宝院へ。この頃は雨も降り出してきて、三宝院の唐門の桜は、見物する人の傘の山で、良い写真もとれず終い・・・。
お庭を見てから、お抹茶の看板に誘われて「憲深林苑」という場所へ移動すると、ここは人がいなくて、桜を独り占めできます。桜の葉っぱの味のお菓子とお抹茶をいただいて、しばし人混みを外れてホッ。
しかも、あれだけ混んでいた唐門の桜が塀越しにゆっくり見れるのです。表はあれだけ賑わってるのに、裏から見ると独り占め状態でいい感じでした♪
それにしても、醍醐寺には円山公園級の桜がいっぱいあって、ここの桜を見ておけば、他の桜は見なくてもいいかな?と思うくらい満足できます。来年もあの桜に会いに行こう♪