乙女旅 at金沢 part1

京阪バス

乙女旅 at金沢 part1


以前から行ってみたかった金沢にある「21世紀美術館」(旭山動物園の美術館版だとも言われているとか)
オラファー・エリアソン展」が良いと新聞で褒めていたので、手帳に記してあったのですが、気がつけば会期が3月22日まで・・・。

そんな急に誰かを誘うわけにはいかないし、一人旅はさみしいけど、今回は喉の調子もまだ良くないし、一人旅なら人としゃべる必要もない。
「良い企画展の絶好のチャンス♪」と色々考えた上で、3日前にチケットを手配して18日〜19日の一泊二日で金沢へ行ってきました。

交通手段は高速バス。津山行きの3時間で慣れているので、金沢までの4時間も余裕♪
京都駅。8時半発に乗り込みました。京阪バスだったのですが、ガラス窓は大きくてキレイだし、フットレスト・レグレスト付きのとっても快適なバスでした。
多賀SAと南条SAで15分ずつ休憩があります。多賀SAは色々見たいところですが、トイレ休憩のみで我慢・・・。観光シーズンのためバスと人でいっぱいでした。中国道とは違って、海あり雪山ありの変化に富んだ車窓の風景を楽しみながら余裕の4時間でした。

金沢駅手前の香林坊で下車。12時前くらいでした。そこから徒歩5分くらいの21世紀美術館を目指します。

平日だったのでガラガラかと思いきや、さすが人気美術館。そこそこ人がいました。

チケットを買って、「オラファー・エリアソン展」から鑑賞。色・光・鏡を駆使した体験型現代アートです。若い人がたくさん来て現代アートを楽しんでいるのは嬉しいけど、ふざけ声が聞こえたりして「せっかくの良い作品なのに〜。いまいち作品と向き合えない・・・」と思うことしばしば。

急ぎ足で見て、時間もあることだし、もう一度パンフレットと照らし合わせて見てみようと、最初の展示へ戻ると、ちょうど団体と団体とのインターバルだったのか、静けさの中で作品を鑑賞することができました。現代アートって無機質で緊張感のある空間で、感覚を研ぎ澄ませてみたいものです。
1回目見た時は正直「なんだこれのために金沢へ来たのか・・・」とも思ったけど、作品としっかり対峙するとさっきと全く印象が異なり、すべてがとても良い作品になりました。


企画展をしつこく見た後、常設展も見学。かの有名なプールも、実際に見てみるとまあまあ。須田さんのバラや雑草のほうが相当面白いと思いました。

ミュージアムショップは、立派でしたが、意外に欲しいものが少ない。図録だけでいいや!と図録を探すと、なんと5,800円。図録って普通高くても3,000円だよな〜(T_T)と思いながらも、図録が出している空気感がかなり良かったので、晩御飯のお寿司のランクを下げることで妥協し、買ってしまいました。
興味のある方、お貸ししますよ〜。