収穫支援に来ました(1日目)

 約1年ぶりに津山へ収穫支援にやってきました。
例年であれば、この時期が収穫のピークで大忙しなのですが、
今年は特例で、もう畑にはピオーネの房が全然ない状況。
5月の気温もおかしかったようで、粒が大きくなる前に夏の猛暑の影響を受けて、
全体的に小粒になり、糖度があがって、晩腐病になる房が多かったようです。
やはり、自然相手の作業は予測がたてられず、難しいですね。

注文もずいぶんお断りしているようで、今年のピオーネの注文は狭き門です。
楽しみに待ってくれた人に、お断りの連絡をするのは、社長も辛いようです。

 

作業前に家の前の畑にを見学します。一部のエリアで白い袋がぶら下がってます。
期待もむなしく、袋の中はすべて干しブドウのようになっています。
(これでは使えませんね)

日々、ものすごい量のロスが出ているらしいです。
そのかわり、糖度は20度超えなので、とても甘いです。
しばらく畑を見学して作業開始。昨日、社長が最後の収穫をしたものを梱包します。

 

いつもと違い、粒が小さく、また半分くらいの粒が使い物になりません。
今日の作業は、使える粒をハサミで切って、選抜することです。
最後の出荷作業はバラバラの粒でしたが、6箱を終えることができました。
一房の使える粒は、だいたい写真の通りの6粒程度で、あとはすべてロスです。
(もうバラの粒さえありません。本当に終了〜です)

 


(漬物樽いっぱいの廃棄ロス)

梱包作業を終えて、ブドウの箱を配送のためヤマトセンターまで運びます。
商品をお渡しして、今年のストーンファームの出荷は終了です。
私の今年の収穫作業は2時間程度のお手伝いで終わりました。
(収穫したかったなあ・・・残念)

その後、社長のお疲れ様会と、ブドウ市場調査を兼ねて、鏡野の道の駅へ。
場所が違うせいか、この地区はまだブドウを販売しているようです。
ピオーネ、オーロラブラック、瀬戸ジャイアンツなどさまざまな品種を
組み合わせて販売していて参考になりました。

偵察後、車を走らせて奥津温泉へ連れてってもらいました。
久しぶりの奥津温泉、気持ちよかったです♪

 

その後、奥津温泉の道の駅や、隣の直売所へ行き、引き続きブドウの販売調査。
普段はこの時期は収穫で忙しくて、他のブドウの販売方法について見る機会がないので、
いろいろな売り方や、相場がよくわかりました。(写真は岡山駅のコンコースです)

 

社長も大変お疲れのようです。
今晩は焼肉でお疲れ様会の続き予定です。

支援隊の皆様も、お疲れ様でした。。。
来年は、朝の収穫から支援できるように、もう少し早く予定しておきます。。。