商品開発

柚子ジャム



 いなこさんが帰ってから、作業の合間の手の空いた時間は、商品開発をしていました。
今回は、今まで捨てていた柚子の種を使いたいと思っていたので、大事に種をとっておきました。種から出てくるペクチンみたいなものが、ジャムにとろみをつけると本に書いてあったような気がしたので、種を水につけておく。しばらくすると柚子の種からゼラチンみたいなとろみが出てきました。柚子の皮を刻んだものと、この種をつけておいた水と、砂糖にきび砂糖や黒糖も足して柚子ジャムを作ってみると、びっくりするほど苦いっ!種から出るとろみって苦いんですね〜。しかも黒くって・・・。やっぱり柚子のキレイな色を出すためには上白糖でないとダメなんですね(>_<)


 種を使った柚子ジャム作りは断念して、普通に柚子ジャムを作りました。昨年は大量に作ったので、今年はとっても控えめに・・・。8個ずつの柚子を二晩に分けて煮てみました。

 次に、ゆずの種を使った化粧水作り。種を焼酎につけて2〜3週間放置するだけ。昔の人は当たり前に柚子の種を焼酎や日本酒に浸したものを化粧水として使っていたとか。顔以外にはそのまま塗っていいし、顔には薄めて使うらしい。本によっては、手荒れに効くとかも書いてある。心配なのは、カビがはえやすいということ。現在、見守っていますが、カビは生えていません。この化粧水がどのようなものになるか、とても楽しみです。

 直売所に出した社長の柚子は、3日後に覗いてみると見事完売していました。商品開発するより、直売所で売ったほうが簡単に儲けになるかのな〜?

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有力商品 ポン酢          


柚子ジャム


いったいどうなるかな?柚子の種化粧水